前回の記事「キャラの役割からストーリーを仕上げる方法」が割と好評(?)だったようです。

他にも作る上で考えていることがあったら……ということですが、
ストーリーと、もう一つ大事だとすればキャラクターの個性でしょうか。

あくまで、自分の場合なので、それぞれ考えて、自分なりの方法を見つけてください。


目録
①、性格が被らないように個性をつける
②、対話をして世界観・哲学を探る
③、おまけ・台詞入れのテクニック

前回の記事では、予めキャラの「役割」を決めました。

以下、引用
1,頭の悪い子(シイナ、シィナ)
役割:ゲーム内に専門単語が登場した時に、プレイヤーの代わりに質問をさせる。
2,頭の良い子(リジェ、ミナズキ)
役割:1の質問に答え、世界観を説明する係。
3,状況を説明する子(ミシェル、アイリ)
役割:現場で起こっていることをまとめ、プレイヤーに説明する。
4,ムードメーカー(エリシャ、リコ)
役割:話の展開を進めてくれる。プレイヤーの代わりに言いたいことを代弁する
5,何かを隠している子(ソラ、ナギサ)
役割:話の核心を既に知っている、影のヒロイン枠。
6,補足キャラ(ルネ、ユノ)
役割:ストーリーの設定等で必要な際、後からプラスするキャラ。いなくてもいい。 

これだけでも、キャラのなんとなくイメージが湧くかと思います。
4はポジティブで2は融通きかなそうだな、と。


①,既に役割は決まっているので、性格も被らないようにしていきます。

各アクターにガッチリ個性を付けたいところですが、
私の場合、まず初めに、一人称を決めます。
(担当属性、疑問文の最後の部分、口癖なども割と早めに決めています)

「ひびかけ色のキセキ」では……
1,シイナ  (わたし/黒/~ですか?/えぇ……)
2,リジェ   (私/冷気/~なのかな?/為せば成る、為さねば成らぬ何事も)
3,ミシェル (ワタシ/白/~でしょうか?/ゴメンナサイ)
4,エリシャ (アタシ/炎/~なのか?/ははは……)
5,ソラ    (あたし/雷/~じゃない?/フフ……)
6,ルネ   (自分/無/~か?/お腹すいた)

一人称を分けるだけでも、個性が少し出てきた感じがします。
(一人称を別にする理由は、もう一つありますが、最後に説明入ります)

役割が決まっているので、ここである程度イメージを決めてもいいかと思います。
3は真面目そうだな、5はちょっと馬鹿そうだな、とか、6はマイペースだな、など。

ただ、あまり形にあてはめてしまうと、逆効果かもしれません。
ツンデレ! と決めちゃうと、なかなか枠から出てくれないような気がします。

人間は、日々成長しますし
あまり知り合いでなかった人が、実は……だった! とか変化があると人間味が増しますね。

ここから、発展して個性を付けていくのですが、
自分の場合は、ストーリーと絡めて、後から付け足していくことが多いです。

あくまで、初期では、漠然としたイメージだけを作っています。


②、私のストーリー構築方法ではエンディングが先に決まっています。
もちろん、製作途中で変わる場合もあります。

もし、エンディングを先に決めることができたのなら!
そのエンディングに納得いかない! というキャラを探してみてください。

見つかったら、その子をどうやったら、説き伏せられるか。納得してくれるか。
シーンを思い浮かべたり、いろいろ考えてみます

RPGのパーティで、仲間全員が同じ価値観だったら、気持ち悪いですよね。
「違う価値観を持っているのに、目指しているものが一緒、だから行動を共にしている!」
というのが、私にとって、一番ベストなパーティかな、と思ってます。

その他のキャラにも、そのエンディングに感想を求めてみたり、
対話をして、どんな子か探ってみてください。

あの子は、普段何しているんだろう? 好き嫌いなんだろう? 何買ったら喜ぶかな?
思春期の初恋のように想ってあげれば、イメージが鮮明になっていくかと思います。

キャラが被っていないか確認するには、ある問題を全員に投げかけてみます。

・考えるのと、身体動かすのどっちが好き?
・魔法がなくなると、誰かの命が助かるけど、魔法使えなくなったら嫌?
・自分の命と仲間の命、どちらか一つだけ助かるならどっちを選ぶ?

応えが別々になっていれば、性格が被っていない証拠です。

③、
創作作業では顔グラフィックも設定しつつ、台詞を入れていくのが普通かと思いますが、
私の場合は、顔グラを最後に入れます。

顔グラなしで、「誰が」「その台詞」を発しているか判別できなければ
個性を分けた意味がないからです。

時間を置いて、もう一度読み返した時
「ああ、この子の台詞だな」とわかれば、問題なく台詞として機能しています。

①で一人称を分けていますが、この作業での指標になります。
一発書きでは、誰の台詞かわからない! ということが多々ありました。
一人称で判別できるので、台詞を変えたり、削除したり、
その都度、改稿していくと、いい感じに仕上がりました。

ちなみに、私は癖で、台詞過多になりやすいです。
読み返した時は、ほとんど、どこを削るかに焦点を当てています。
 

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