追記
フリーゲーム「ラハと魔法の園」の作者、コトノハ 様から返歌を頂きました。

RPGツクールMVで感動ものを作る。「私のストーリーの作り方


フリーゲーム「四人の王国」の作者、yako 様から返歌を頂きました。
アステカのツンドラ「キャラが勝手に動くには? 楽しんで書く物語の作り方


↓以下本題
現状、ツクールで2作公開していますが、ストーリーを描くのが苦手です。

ひびかけ色のキセキ
200g


小説には2つの側面があると仮定すると……
①,話の本筋
②,小説の技法、テクニック
自分は①話の本筋を創るのが苦手です。
面白みのある人生を送ってきたり、奇異なパーソナリティを持っているわけではないのです。 
②に関しては、大学時代SF系小説を書いていたので、まぁまぁわかる方です。

一例なので、人それぞれやり方はあると思います。

・実践したこと
①、話の最初と終わりを先につくる。
②、キャラの役割を決めておく。
③、印象的なシーンと台詞をつくる。
④、シーンから、必要に応じてキャラの設定を決める。
⑤、時間を断続的に開けて校正する。


①で始点と終点を決めてしまいます。
テクニックでいえば、冒頭は登場人物の心拍数を上げるシーンを置きます。
(退屈な冒頭は新人賞の選考で、まず弾かれます)

エンディングは状況は不明だけど、誰かが必死に行動している
自分の好きな映画のエンディング等、自分の胸に響く場面を据えます。
(これは、完全に自己流です)

このままではエンディングの状況が不明なので
理由付け、伏線になりそうな要素を漠然と考えます。


②でメイン登場人物の数と役割を決めます。
私は5-6人と決めています。括弧書きは拙作のキャラ一例です。
1,頭の悪い子(シイナ、シィナ)
役割:ゲーム内に専門単語が登場した時に、プレイヤーの代わりに質問をさせる。
2,頭の良い子
(リジェ、ミナズキ)
役割:1の質問に答え、世界観を説明する係。
3,状況を説明する子
(ミシェル、アイリ)
役割:現場で起こっていることをまとめ、プレイヤーに説明する。
4,ムードメーカー
(エリシャ、リコ)
役割:話の展開を進めてくれる。プレイヤーの代わりに言いたいことを代弁する
5,何かを隠している子
(ソラ、ナギサ)
役割:話の核心を既に知っている、影のヒロイン枠。
6,補足キャラ
(ルネ、ユノ)
役割:ストーリーの設定等で必要な際、後からプラスするキャラ。いなくてもいい。

自分は地の文をほぼ入れないので。役割から会話のテンプレートができます。
例をあげると……
1,「コレってなんですか?」
2,「それは○○っていうんだよ」
3,「~だから、○○って言うのですね」
4,「でも、今○○が必要であるのに、手持ちがないな……」
5,「うーん、あの洞窟にならあるんじゃないかなー(詳しくは言えないけど)」
6,「お腹すいた」

役割が決まっていると、キャラの性格、口調もかぶらないように自然となります。


③で道中のイベントをつくります。
エンディングに向かって必要な要素を考えて、逆算していけばいいのですが……。
いきなり考えてもアイデアはでてこないので
使いたい音楽、場面、台詞等アンテナを広げます。

例えば……
使いたい音楽が雪っぽいイメージの曲
→雪原に行かなければならない理由を考える
→街で出会った子供が病気で、助けるためには雪原で咲く花が必要

使いたい戦闘背景が空のシーン
→空で戦うので、何に乗っているか考える
→遺跡で見つけた飛空艇で飛びたったが、
 ガードシステムが発動して、空飛ぶガーディアンが襲ってきた

使いたい台詞が「目にゴミが入っただけだよ」
→どういう理由でその言葉を発したか、背景を考える
→幼なじみが「充血してるけど何かあったの?」と聞く
→砂漠で泣きたいぐらいの悲惨な出来事が起こったが、無事に街に生還した
(ちょっと強引かもしれない)

動機が薄いとお使いイベントと見られます。
道中のイベントをつくるだけつくって、後から、順番決め
必要か不必要か決めるといい感じになりました。


④でキャラの設定を決めます。
先にキャラの設定を考えてからストーリーを考えるのがセオリーですが
自分は、先にある程度決めて置き、後から加算する要素の方が多いです。

例えば……③でつくったイベントの整合性を計る為に
・街で出会った子供をメインキャラの兄弟姉妹にする
・飛空艇を追い求める遺跡発掘キャラにする
・幼なじみには教えられないが、街を救うために、砂漠で何かと戦っているヒロイン
という具合に、イベントの動機付けをしていきます。

①で終点を決めているので、不明な部分を③と④の手法で補完し
ストーリー全体に伏線として散りばめていきます。
そしたら、なんとなくですが、最終的に一つのストーリーに仕上がりました。

ただ、確たるエンディングが定まっていないと最後の最後で破綻します。
(一作目「Test of Magic」は公開3日前にエンディングを変えてぐちゃぐちゃになりました。)

自分はツクールで実際に台詞入れする前に①~④までを考えておき
原稿用紙180~220枚程ののライトノベルを大雑把に書いてしまいます。


⑤は時間を置くという作業です。
勢いで書いたものは粗があります。
時間を置くことで、矛盾点が見つかり、もっといい案があれば改稿できます。
客観的に自分の文章を見ることで、洗練されたものになっていきます。

最後に……
これは自分のテンプレートのようなものなので、自由に創ってもいいはずです。
自分なりのやり方を見つけてください。
おかげで、自分はワンパターンなストーリーしか書けなくなってしまいましたが……


・参考にした本
 読んだらすぐに捨てちゃうので、現在は未所持。
 その為レビューもかなり曖昧です。

 
ベストセラー小説の書き方 (朝日文庫)
ディーン・R. クーンツ
朝日新聞社
1996-07





お客様は、2006/9/22にこの商品を注文しました、だそうです。
小説の書き方がわからなかった時、最初に読んだ本。私の書き方を決めちゃった本です。
ストーリー作るのに、何をすればいいのか全然わからない方向け。
道標になるかと思います。




お客様は、2014/2/13にこの商品を注文しました。だそうです。
②のキャラの役割の部分では、かなり影響を受けています。 
テクニックが書かれているので、「ある程度」参考にするといいと思います。
「全部」はしない方がいいです。欲張り過ぎです。
ただ、読んだからと言って、物語がいきなり書けるというものでもないです。 




お客様は、2014/1/27にこの商品を注文しました。だそうです。
訳のせいで、読みにくいです。個人的にあまり印象にない本。
技術、テクニックの部分で、楽に仕上げることができるやり方。
ストーリーの部分で、どうやったら面白くなるか。イメージが掴めるかもしれないです。
あまり映画好きではないので、私は、漠然としかわかりませんでした。