※ネタバレ注意
 内容は作者の主観に基づいております。 
ひびかけ色のキセキ ~開発後記~

1.テーマについて
科学技術の在り方。「力」そのものに罪はなく、利用する者に起因することへの確認。
※以下、科学技術を魔法と表記しています。

「戦争の基になる魔法はいらない」ミシェルと「魔法がなければ生きていけない」ソラ。
対立する意見に、「黒水晶を管理、責任を取ってみせる」と云うリジェ。

個人的にはミシェルの意見に同意ですが、
一度、考え直した結果、リジェの意見をエンディングに採用しました。


2.キャラクターの設定等
ラフ


・リジェ
リジェはとある島の領主の娘です。
故郷である島と学校との関係は従属関係にあります。
リジェは魔法学校に推薦で、実際は人質として学校に入ります。
学生時代に末の弟が生まれ、領主である父親が暗殺され、後継者争いが起こります。

リジェは「自分の行動のせいで誰かが傷つくこと」を恐れ、故郷に戻ることなく敗れます。

ソラはリジェの才覚を認めていたので非難します。
結果、三年ぶりの再会が、喧嘩になってしまいました。

リジェは首席で「中立的で客観的な意見を持つことが理想とされる」教師になります。
場所を田舎に指定しているのは、目立たないように生きるため。

リジェの生き方は強かです。
学校で魔者と遭遇した時、唯一の大人でありながら、陣頭指揮をとりません。
自分の安全なポジションを、本能的に取ることができてしまいます。

また、大人になりきれないモラトリアムな子です。
そんなリジェが悩み傷つき、導き出した答え。大人になる決意。逃げない心。
過去の呪縛から解き放たれたリジェの戦いは始まったばかりです。


・ソラ
学長(OPの話さないヒト)に見初められ、特待生として学校に入ります。
魔法使いとしては学生時代でピークを迎えます。
魔法学校の教師クラスの魔法使いが束になってもソラの敵ではありませんでした。

ソラは軍に入り、すぐに頭角を表し、魔法使い部隊のトップに立ちます。
しかし、ソラは黒水晶に触れ、魔力を吸い取られてしまいます。
マリーが魔者に変わってしまい、魔者を創りあげるという研究が加速します。
研究者の創った魔者に敗れ、名目だけの魔法使いとして戦争に参加することになります。

ソラは戦争の真意が研究者の創りだした魔者の実践訓練だと知っています。
敵に情報を送り、研究者の食料に細工をしたり、戦争に負けるよう策を弄しています。

ソラは純粋で、駆け引きができません。
自分にすら嘘をつけないほど不器用です。
ミシェルの「戦争に使われるような魔法はなくていい」という本心を知っているにも関わらず、
「魔法は必要」と言い放ちます。
精一杯の強がりなのかもしれません。

彼女はマリーと決着をつけた後、魔力の自然回復ができなくなります。
(ゲームの演出だと、自然回復するはずのMPが回復しない、チャージは出来る状態)

ミシェルと再会することを胸に刻み、ソラの戦いはまだまだ続きます。


・ミシェル
ミシェルの両親は天才肌の妹・マリーに執心しています。
冷遇されながらも、行方不明になった妹を探そうと生徒会長に志願します。
しかし、あまり成果は出ていませんでいた。

ミシェルには「才能がない」と公言できる強さがあります。
年頃の女の子と同様に怖がりで、戦いはできませんが、芯がしっかりした強い子です。
自分を敵からかばってくれたソラに憧れを抱いています。
考えるばかりで、行動になかなか移せない自分と違い、行動的なソラが輝いて見えたのかもしれません。

ミシェルとソラは全く逆の生き方、意見を持っていますが、二人は互いに認め合っています。

自分の意見を押し通さないミシェルと、言葉では強がる天邪鬼なソラ。
もし、この二人だけが黒水晶の基に辿り着いたとしても、結局、結論がでなかったと思います。

ちなみに、作者はミシェルxソラが書いてて一番楽しいです。


・シイナ
シイナはどこにでもいる普通の生徒です。
また、両親に愛され、自身も親孝行したいと考える、成績を除けば、とても模範的な子です。

作中で唯一、黒水晶の力を自分のものにできる能力を持っています。
しかし、シイナには野心がありません。
魔法使いになって、親孝行できれば、それでいいと思える健気さが彼女の強さだと思っています。

そんなシイナはリジェを慕い、ソラやエリシャに助けられ、ミシェルとルネと共に戦い続け、
リジェが捨てざる負えなかった教師の道を目指します。

・エリシャ・ルネ
エリシャは国境の軍隊の一員です。
頭はいいけど頼りないリジェと傍若無人に行動するソラの間をとりもつ、みんなのまとめ役です。

エリシャは卒業後も、特に挫折もなく、立派に勤めに励んでいます。
リジェの目には、エリシャは自分が成ることができなかった大人として映っています。

ルネは風來の旅人です。
感情を逆立てさせないように育てられ、感情を待たず食べることのみに執着するようになってしまいます。
また黒水晶の呪いにより、歳を取りません。

ルネは気にしていませんが、エリシャはそれを悲しいと思っています。

二人は、ロストワールドの再興を目指します。
ルネが最後に涙を見せた時、彼女は初めて、エリシャのやさしさを感じたのかもしれません。

・マリー
ミシェルの妹で、魔法の才能も、頭の良さも超天才です。
そのかわり、親に甘やかされすぎたせいで、わがままに育ってしまいました。

世界は自分を中心に廻っているという考えを地でいきますが、ミシェルのことが大好きです。
ミシェルが両親に冷遇されている理由もわかっていない、ちょっとズレたところがあります。

マリーは、単純に世界を知らない子です。
学生生活を通して、少しは変わってくれると思っています。


・ゲームデザイン
サイキックフォースのキャラが、ロックマンXのステージを、RPGの形式でクリアしていくゲームです。

・最後に
RPGツクールをベースにしていますが、ツクールっぽさを排除するようにしています。
なので、「これツクール製!?」と思って遊んで頂けるとすごく嬉しいです。 

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